ネタバレ 2015/02/26

【ホームランド/HOMELANDシーズン3第3~4話】のあらすじ【ネタバレ注意】

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%第3話 囚われの身

ベネズエラ。煙草を燻らし海岸を見つめる男と数人の仲間。別の男が意識もほとんどなく腹に銃撃を受けた男を運んできた。白目を剥いていたのはニコラス・ブロディだった。車の荷台に乗せられ、どこか廃墟のようなビルに連れ込まれていく。彼に処置を施すのは闇医者。設備もままならない、薄暗い廃墟ビルで、ブロディの体から取り出される銃弾。闇医者には、ブロディが何者なのか見当もつかないという。

薬が切れて再び目が覚めたブロディに、炙った白い粉を吸わせようとする女性を制し、ブロディは立ち上がって外を見た。窓も壁もない。なぜ崩れていないのか不思議になるほどのこの建物。ブロディを運んできた男がやってきて、ここがお前の新しい家だと言う。ブロディはコロンビアで銃撃を受け、瀕死の重傷を負ったらしい。その男は言う。「キャリーを知っているな。俺もだ」男は、敵か味方か。

一方キャリーは医師との面談でソルに自分の回復を伝えて欲しいと懇願するものの拒否されてしまう。誰かがキャリーの様子を聞きに来ていたことを知った彼女は、次にその人物が現れたらすぐに知らせて欲しいと看護師のアビーに頼んだ。

廃墟をうろつくあの男の仲間たちの目をかいくぐり、ブロディとあの若い女はカラカスの街にいた。モスクを見つけ、中に入ろうとする彼に彼女は一緒に行きたいという。そんな彼女を振り切って、何とかモスクへ入れてくれと頼み込み、ひとりモスクへ入り、手厚い待遇を受けるのだった。

ブロディは、あの廃墟にはなかった熱いシャワーを浴びていたが、二人の警官によって連れ出されてしまう。モスクに入れてくれた男とその妻は、彼をテロリストと呼び、出て行くように言われてしまう。しかし、連行されようとしているブロディの目の前で、警官と夫婦は至近距離から撃たれ絶命した。元の廃墟に連れ戻され、軟禁状態に置かれるブロディ。薬を打たれることを拒否していたブロディだったが、気がつけば身体がそれを欲していた。

自分に会いに来たのはソルだと信じて疑わなかったキャリーの元に現れたのは、見知らぬ男だった。ソルに言われてきたのかと聞くキャリーに、フランクリンと名乗るその男は、キャリーに会ってほしい人物がいると持ちかけた。そして、自分ならキャリーをここから出してやることができるとも言ったが、信用できないと踏んだのかキャリーはその場を去り、病院に戻ってアビーに薬をくれと頼んだ。

%第4話 ゲーム開始

ファラは、行方不明の金を追っていた。突き止めたのは、その金が資金洗浄され、陸路でカラカスに毎月第三金曜に運ばれていっているということだった。

キャリーは再度、退院のための聴取を受けていた。判断が出るまでの間、部屋の外で待っていたキャリーはダールを見かけるが、声をかけられないまま彼は通りすぎていった。なぜ彼がここにいるのかと不審に思いながら結果を聞くキャリーは耳を疑った。司法省から止められたので、彼女を退院させることはできないという。聴取に来るはずだった父に電話をかけると、彼は聴取はキャンセルになったと聞かされたと言った。

施設から脱走したレオは、デイナの運転する車で逃げていた。心配しているジェシカとマイクは施設へ向かいレオの両親と面会する。数時間で戻るだろうという楽観的な警察の言葉や精神科医の言葉を聞きながらも、心配で仕方がないジェシカ。互いの両親の心配をよそに、乗ってきたジェシカの車をシルバーの車と取り替えて逃亡するレオとデイナ。

アビーが退院許可証を持って現れた。驚きながらも病院を後にし、自宅に戻った彼女を自宅で待っていたのはあの男、フランクリンだった。自分が言った”会って欲しい人物”に会うため明日の朝8時に迎えに来ると言って、彼は去った。出かけようと車を取りに行ったキャリーは確然とした。車は、あるはずの場所にはなかった。

車がなくなっていただけではなかった。キャリーの口座は凍結されており、現金を下ろすことさえできなくなっていた。車を借りようとヴァージルに連絡を取ると、しぶしぶ貸してくれるという。間際、「君のお母さんによろしく伝えてくれ」というヴァージルの言葉に、キャリーは気づく。誰かが自分を監視しているということに。自分に母親がいないことは、彼も承知のはずだ。ヴァージルは、いつもキャリーの味方だった。

朝になり、ベネットという男と面会するキャリー。自分に協力しなければCIAによって君は殺されるだろうと言うベネット。この言葉に、場を後にしようとしていたキャリーは協力を約束してしまう。ベネットに協力することは、自分が今まで必死で守ってきた自国を裏切る行為だった。

その頃マイクはレオに関する資料を持ってジェシカの元へ向かっていた。資料によると、レオが施設にいるのは精神を病んでいたからではなく、弟の死に関わり検察との取引に応じたためだという。デイナが生きる支えだと言った少年は、身内を殺した殺人犯かもしれなかった。

闇夜に紛れソルの自宅を訪れたのは、キャリーだった。彼女はソルに「罠にかかった」と言った。そして、「イランで最近殺された6人の仲間が見つかった理由、そしてなぜターゲットになったのかを探って欲しい」とベネットがキャリーに依頼したことも。6人の仲間とは、ソルの指揮の下で行われた作戦で命を落とした者達だ。ベネットはジャバディの手先と確信したキャリーとソル。

辛いことも、苦しいことも、全てはこのためにやってきたことだった。

%感想

前回までのエピソードでは出てこなかったブロディが生きていたことに安堵した一方、薬漬けにされていく様子が生々しく描かれていてぞっとした。そして、彼の知らないところで自分の娘が危険な男と逃亡しているというのも、見ている側としては複雑だった。しかし何よりも驚かされるのは、キャリーとソルの関係は、自分たちが作り上げた偽のものであり、ジャバディと彼の協力者をおびき出す作戦だったということだろう。今までのキャリーの奇行や苦しみは全てこのためだったのかと思うと、見ている側もソルと同じ気持ちになること間違いなしだ。

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