ネタバレ 2015/02/26

【ホームランド/HOMELANDシーズン3第1~2話】のあらすじ【ネタバレ注意】

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%第1話 報復

キャリー・マディソンは、上院議員たちから聴取を受けていた。あの事件から58日が過ぎていた。CIA爆破事件で、219人もの命が奪われた。自分自身を守れないCIAが、どうして国を守ることができようかーCIAは、その存続が危ぶまれていた。

ソル・ベレンソンは事件の後長官代理となっていた。そしてテログループの主犯であるマジード・ジャバディを捕獲するための作戦に入っていた。ジャバディをソルが”マジシャン”と形容するのは、「ジャバディは人を消す天才」だからであった。

自分の胸の内を妻ミラに語るソル。しかし、寝室を別にしているソルとミラの溝は埋まらないままのようだった。

聴取を受けるキャリーに、何か隠していることはないのか、もし何かあるなら刑務所に入ることになると脅しとも取れる口調でキャリーを追い詰めるチェアマンのロックハートたち。

ソルの指揮の下でテロリスト掃討作戦が実行されようとしていた。ピーター・クインは自作した爆弾で小さな爆発を起こして意図的に混乱を招き、向かってくる者を次々と始末していく。しかし、その中で小さな子供を誤って殺してしまう。同時に別の場所でもテロリスト殺害が成功し、一部始終を見守っていた本部は沸き立つ。ソルと同じく長年CIA職員として働くダール・アダルからも成功を祝う言葉が出るものの、ソルの表情は複雑だった。 帰宅したデイナと祖母の作った食事を囲んだブロディ家では、海兵隊を相手取って訴訟を起こすべきという母の言葉をジェシカが遮り、和んだ空気が一変する。仕事もないジェシカにとって、弁護士に相談する費用はなかった。

行きずりの男と夜を過ごし、キャリーは父からの電話で目覚めた。新聞を読み上げる父。CIA職員がブロディと性的関係にあったことをセンセーショナルに書き立てた記事が大きく載っていた。憤るキャリーは新聞を手にソルがダールらと食事を取っていたレストランへ向かい、怒鳴り散らす。

公の場で聴取に応じるソル。その様子は、テレビ中継でキャリーも見ていた。ブロディとCIA職員の不適切な関係についてロックハートが追及したことに対し、キャリーの障害のことを打ち明けた。キャリーとブロディの関係も。その様子を見つめるキャリーの目からは、涙が溢れた。

%第2話 まやかし

長いスカートを履き、頭にはヒジャブを纏い、一目でイスラム教徒だとわかる装いの女性が向かった先で待ち受けていたのはソルとピーターだ。ファラというその女性は、CIAの新人分析官であった。

簡単な挨拶を済ませ、ソルが会っていたのはダールだった。彼曰く、キャリーはテレビ局に連絡を取り、何かを暴露しようとしているという。

彼の言う通り、キャリーはテレビ局で記者と話をしていたが、やってきた警官によって退去させられてしまう。

またしても入院したキャリー。医師の問いかけに、薬を飲むよりもランニングをして瞑想をすることで落ち着きを取り戻しているというものの落ち着いた様子がない彼女は、病院で入院着を着せられ手錠をされていては落ち着くことなどできないと叫ぶのだった。

ファラは、ジャバディに繋がるものを見つけられないなら君がここにいる意味がないとソルに言われてしまう。銀行と話をすれば、あるいは・・・という彼女に、ソルは二人で銀行の人間に会うぞと言って去った。ファラの目から涙がこぼれた。

一方ブロディ家では、デイナが家を飛び出し施設にいるレオの元へ向かっていた。雨でずぶ濡れになってやってきたデイナを抱き寄せ、ひとつになる二人。二人だけの時間が過ぎていった。

病院から退院するため、自分の症状が良くなったことを証明するため専門家の聴取を受けることになっていたものの、聴取を受けられる状態でないキャリーはパニックを起こし強制的に退室させられてしまうのだった。

ソルとファラは、中東に送金を行った銀行家と面談していた。ファラは彼に、テロリストに対する資金供与が違法であるにも関わらずそれを行っていたことでテロを支援していただろうと言ってしまい、情報が提供されることはなかった。

レオのことを何一つ知らないにも関わらず、彼との交際をやめろという母の言葉にデイナは怒り、自分にもっと目を向けて欲しいと思っているのかと聞く母に、自分は全てを終わらせたいだけだと言った。そして今はレオが自分の生きる理由になったこと、だからもう死にたいと思わなくなったこと・・・そして自分の父が全ての元凶だということ。娘の言葉に、ジェシカはただ泣き崩れた。

ピーターはソルのオフィスにいた。30名余りの下院議員たちから捜査方法についての抗議電話を受けていたソルは精神的に参っているように見えた。キャリーが聴取を受けられるような状態ではなく、今の彼女を生み出したのは自分たちだというピーターは、この仕事が片付いたら組織を離れると告げて去った。何か言いたげなソルだったが、彼の心の奥底を見ることは、ピーターにはできなかった。

夜のうちにピーターがあの銀行家を脅したことが功を奏し、銀行からの情報を得たファラ。巨額の資金は、全てイラン政府内部に流れていたことを掴んだ。しかしファラとソルは気づく。全ての資金のうち20%は銀行に対する違法送金の報酬となっているようだが、その4分の1が消えているということに。ソルはその消えた金を探ることを優先しろとファラに指示した。

薬で大人しくなったキャリーに会いに来たソルに、彼女はろれつの回らない口で言った。くそったれ、と。

%感想

CIA爆破という大事件が起こってから、組織に対する風当たりが強くなったことを強く意識せざるを得なかった第1、2話。そして、このたった2話の間に壊れていくキャリーと、自分の家族に安息を見出せずにレオに傾倒していくデイナがとても痛々しく、彼女の「自分たちは壊れてなんかいない」という言葉が印象的だった。次々と現れる困難と終わらないテロとの闘いをどう乗り越えていくのか、そしてキャリーはブロディの汚名を晴らせるのか、今シーズンも波乱の幕開けとなった。

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