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コラム 2015/02/12

「博士と彼女のセオリー」のホーキング博士を演じたエディ・レッドメインの素顔

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%ホーキング博士を演じたエディ・レッドメインについて

世界最高の頭脳の持ち主とされている物理学者、スティーブン・ホーキング博士の半生を描いた映画「博士と彼女のセオリー(原題:Theory of Everything)」。日本公開は今年3月となっているこの映画の主人公、ホーキング博士を演じたのはイギリス人俳優エディ・レッドメイン。英国での公開から数ヶ月、この映画で数々の賞を獲得してきた彼の素顔に、日本での映画公開前に一足早く迫ってみたいと思います。

銀行頭取の父と会社経営をしている母の元に産まれた彼は、ロンドンでの学生時代をウィリアム王子と共に過ごし、ケンブリッジ大学で美術を学びます。大学卒業後はバーバリーのモデルを務めるなどしていたようですが、徐々に舞台やテレビ、映画などで活躍するようになっていきます。

エリザベス一世、ダーバーヴィル家のテス、ダークエイジ・ロマンなど、TVドラマで端役・脇役として経験を積んでいった彼の映画初主演は2006年の「ザ・デンジャラス・マインド(Like Minds 日本劇場未公開)」でのアレックス役。同級生殺害容疑をかけられた青年の役でした。同じ年、日本でも大ヒットした「グッド・シェパード(The Good Shepherd 日本公開2007年)」でマット・デイモンとアンジェリーナ・ジョリーの息子役を演じています。その後「幸せの黄色いハンカチ」のリメイク「イエロー・ハンカチーフ(The Yellow Handkerchief 2010年)」でゴードン役を演じました。このゴードンは「幸せの?」での武田鉄矢さんが演じた欣也に当たる青年です。

着々と経験を積み重ねていったレッドメインは、その後「マリリン 七日間の恋(My Week with Marilyn 2012年)で演じたマリリン・モンローと束の間の恋に落ちる青年コリン、そして「レ・ミゼラブル(Les Miserables 2012年)」でのマリウス役などで素晴らしい演技を見せてくれました。

そして、この役を演じるため半年かけて準備したという今作「博士と彼女のセオリー」でホーキング博士を演じたレッドメインは、世界各国の映画祭において数々の賞を受賞またはノミネートされています。今季のゴールデングローブではドラマ部門で主演男優賞を受賞し、アカデミー賞有力候補となりました。

「博士と?」では、車椅子の物理学者・ホーキング博士の大学時代、筋萎縮性側索硬化症(ALS)発症、そしてその後を一人で演じています。この映画は、学生時代からの付き合いで、ALS発症後も献身的に博士を支え続けた妻ジェーンとの関係や闘病生活に涙を抑えきれない内容となっていますが、実はレッドメイン本人にも奥様との素敵なエピソードがあるんです。



%レッドメインの過去

レッドメインが人生の伴侶となる女性と出会ったのは高校時代。「青白くてそばかすだらけの冴えない男だった」という彼は、募金を募るパーティで「美しくて面白い、そして自分と同じく芸術を愛する」女性、ハンナ・バグショーと出会います。それぞれ俳優とアンティークディーラーとして歩んでいく二人の関係がなかなか進展しないまま12年が経ったとき、レッドメインに訪れた「レ・ミゼラブル」出演のオファー。このことが、長年友人関係であった二人を繋ぐ役割を果たしたようです。

この撮影のためイギリスを離れ、一緒に行ったフィレンツェが「初めてのデート」だったという2人・・・素敵すぎる!芸術を愛する2人にとって、これほど完璧なシチュエーションはなかったのではないでしょうか。

「妻は約束の時間にいつも遅れてくるから、結婚式当日に遅れても僕は別に驚かなかったよ」 「ハネムーンはアルプスでスキーをする予定だったけど、思ったより雪がなくて・・・」 とインタビューに答えるレッドメインの表情からは、幸せな結婚生活の様子が伺えました。

モデルとしても活躍するレッドメインですが、実はカラーブラインドで正確に色を識別することが困難なのだそうです。とはいえ好きな色は「フランスの画家イヴ・クラインの青(特許を取得した独自色)」と答え、撮影のため髪を赤く染めたことについても「みんなが僕を指差してくるけど、僕は気にならないよ。僕はカラーブラインドだからね」とジョークにしていました。

この映画のヒットでこれからの仕事にプレッシャーがあるのでは?と問われても「一歩一歩進んでいくだけ」という謙虚な姿勢のレッドメイン。英国の男性向け雑誌で今年のベストドレッサー賞を受賞するなど、同性からも多くの支持を得る彼の今後の活躍に期待大です!

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