ネタバレ 2015/02/10

【ホームランド/HOMELANDシーズン2第1~2話】のあらすじ【ネタバレ注意】

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%第1話 裏切りの笑み

あの事件から半年。CIAを去ったキャリーは語学学校の教師としての生活をしながら、家族の協力のもと双極性障害と戦っていた。

今や議員となったブロディ。ウォールデンとは家族ぐるみの付き合いとなっていたが、ウォールデンは彼に「君は将来僕の片腕となる」と告げ、自らの大統領選挙に向けて、今まで以上の協力を求めた。自分が大統領になった時の片腕、それはブロディを副大統領として迎え入れるということを意味した。

語学学校での授業中、キャリーは思わぬ訪問者を迎えることとなる。それは、CIAで同僚だったガルベスだった。彼はデイビッドからの面会要請を伝えるものの彼女は拒否する。デイビッドはキャリーをCIAから追い出した張本人なのだ。

自分にしたことを忘れて協力しろなどというのは理不尽な要求だとわかっていたが、ソルの説得もあり、キャリーはCIAに協力するため身支度を始めた。マギーは猛反対するものの、父の後押しもあり、キャリーは家を出た。

ブロディのオフィスを訪れたロイヤ・ハマード。しきりに監視カメラや盗聴機器の有無を気にする彼女は、1947年からナジールと家族ぐるみでの付き合いのあるという。明日CIAのデイビッドのオフィスからCIAのターゲットに関する情報を盗み出してきて欲しいというロイヤの言葉に動揺するブロディ。情報は提供するが、テロには関知しないというブロディだったが、ナジールへの忠誠心を示す時は今だと言われ悩む。

新しい学校になじめずにいるデイナ。「イスラムの人間は皆アメリカ人を殺せば天国に行けると思っている極悪な奴らで、先に攻撃することに何も問題ないはず。核でも打ち込んでやればいいんだ」という言葉を聞いて、「自分の父親はイスラム教徒だ」と言ってしまう。騒然とする中、「あぁ、それなら僕の父親はサイエントロジー信者だよ」と言う一言で場は和んだ。声の主は、ウォールデンの息子・フィンだった。

このことはすぐにジェシカの耳に入り、怒り狂うジェシカだったが、彼女を制止してブロディはついに告白した。自分はイスラム教に改宗したのだということを。ガレージで見つけたコーランを床に投げつけるジェシカに彼は言った。「これは床につけてはいけないものなんだ」。その言葉に、自分の夫が本当にイスラム教徒となったのだと愕然とするジェシカ。そして吐き捨てるように言った。「このことはあなたのキャリアに関わることだわ」と。

ナジールの命を受けたブロディはデイビッドのいない隙を見て、ロイヤから受け取ったデイビッドの金庫の暗証番号を使いナジールの欲している情報を盗み出すことに成功する。その隙を作り出したのもロイヤだった。

身分を偽り無事にレバノンに到着したキャリー。情報提供者のファティマと会うためだったが、先ずソルと落ち合うため街に出た。

%第2話 緊迫のベイルート

朝の礼拝をする女性達の中にファティマはいた。キャリーに情報提供をしていた女性で、CIA欲する情報を持っているはずの女性だった。キャリーはこの女性と話をするためにこの地へ来たのだ。ファティマは自分の夫が明日ナジールと会う予定があるのだとキャリーに告げた。ファティマは夫であるアッバスから虐待を受けており、ナジールに対する懸賞金を手に入れてアメリカに逃げたいと言う。

アメリカに対するイスラム教徒の気持ちを汲むことなどないウォールデンは、更なる攻撃を目論んでいるようであった。その頃ジェシカはウォールデンの妻から一緒にイベントの運営をしないかと誘われる。

ついにソルと再会したキャリー。しかし、キャリーの手に入れた情報が真実か否かも定かではないとして、この情報をふたりでデイビッドに報告するも、すんなりと受け入れてもらえない。

落ち着きを取り戻そうと横たわるキャリーを横目に、ソルはデイビッドに地上部隊の派遣を要請する。双極性障害を患う彼女をまたしても現場へと引きずり出してしまった責任を感じているのか、ソルは地上部隊の派遣を渋るデイビッドに粘り強く交渉する。

誰も自分を信じてくれない苛立ちで、ソルの前で泣き出してしまうキャリー。自分の判断すらも信じることができなくなってしまった彼女だったが、ひとつ今も固く信じているものがあった。8年前ファティマを自分の協力者にした自分の判断だ。

ブロディはマイクと会っていた。トム・ウォーカーについて話をしに来たのだ。彼は言う。彼ほどの狙撃手が副大統領を外すわけがない、あの事件の報告書にはおかしなところがあると。ウォーカーの狙撃は、その後の自分の自爆のための布石でしかなかったことなどブロディが言えるはずはなかった。ウォーカーが死んだ今、その事実を知るものはいないのだ。

マイクと別れ、ブロディが向かったのはCIA。画面に映し出されたのはベイルートの街の一画。ファティマが言った、ナジールと彼女の夫が落ち合う予定の場所だ。物々しい雰囲気の街。デイビッドは地上部隊を派遣することに同意したのだった。

何も知らされていなかったブロディだが、ウォールデンにナジール殺害計画について聞かされた彼は、携帯電話を取り出しメールを送信した。画面に映るナジールはブロディからのメールを受け取り乗ってきた車に引き返した。誰かがこの計画を漏らしたことは皆の目にも明らかだが、それがブロディだということには誰も気づいていなかった。

ナジール殺害には失敗したものの、72時間の機嫌を終えて自宅に戻ったキャリー。その頃ソルは彼女がファティマの家から持ち出したカバンの中から驚くべきものを発見する。ブロディの撮った動画ー自爆した後に世界中の人間が見るはずだった、あの犯行告白の映像だった。

%感想

目的の為なら個人の事情など気にしないCIAが療養中のキャリーを引っ張り出してくるあたり、アメリカの傲慢さの一片を見た気がした。実際のアメリカ社会でも僅かにいるイスラム教徒の議員が閣僚となったことはなく、改宗したことで副大統領への道が閉ざされようとしているというジェシカの主張はあながち間違ってはいないと思う。レバノンで短い間ながらも活躍したキャリーはとても生き生きとしていた。このシーズンではブロディはナジールの手先ということがわかっているので、彼とCIAの駆け引きが楽しみだ。

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