ネタバレ 2015/01/29

【ホームランド/HOMELANDシーズン1第3~4話】のあらすじ【ネタバレ注意】

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%第3話 罪なき者の声

キャリーの協力者であるリンが行動を開始する中、ブロディ家では彼とその家族のインタビューが行われようとしていた。誰もが彼を英雄扱いし、8年の間に生まれた、彼と家族の不和に気づくものはいなかった。

ブロディが行方不明認定をされてから、妻ジェシカと娘デイナの間には険悪な空気が流れていた。娘は知っていた。その長い8年の間に、母親が父の親友と深い仲になっていたことを。娘がそれに気づいていたことを知らずにいたジェシカは激しく動揺する。デイナは、母が女としてマイクと関わっていながら、その事実を隠し続けようとするジェシカに憤っていたのだった。事実を知らないのは父だけーこの長い空白の時間は、家族の形をいびつなものへと変えていったのであった。

一方、サウジアラビアの皇太子の携帯電話の情報を盗み取ったリン。皇太子がアルカイーダと関わっていると確信しているCIAは、キャリーからの報告でにわかに色めき立つ。皇太子からの援助がアルカイーダの資金源となっていると踏んでいるからだ。しかし、リンには皇太子が犯罪に関わっているとは到底思えなかった。

ジェシカとブロディは、未だ夫婦としてひとつになることができなかった。お互いに本音で話せないからなのか、夫が自分とマイクの関係に気づいているからなのか・・・不安と苛立ちが入り混じる中、ジェシカはひとり涙を拭うのだった。

皇太子の執事であるワリードに言われるがまま、クラブを出るリン。自分を取り巻く不穏な空気を察知した彼女は、自らの身を案じキャリーに連絡をとる。警護は万全だと告げるキャリーだったが、そこにリンを警護する者はいない。協力者であるヴァージルと共にリンの元へ急行するも、そこで二人が見たものは息絶えた彼女の姿だった。

自分の立場に葛藤するキャリー。自分の仲に湧き上がる負の感情をさらけ出すキャリーに語りかけるソル。そして二人は、ある仮説にたどり着く。

ー皇太子との面会は隠れ蓑で、アブ・ナジールは、本当は誰か別の人間とコンタクトを取っていたのではないかー

そんな中、一組の男女が家を購入していた。不動産業者らしき女性の弾む声がする。「現金で購入するなんて、若いご夫婦ではなかなかないですよ」と。

%第4話 常に忠誠を

リンの死後、彼女が身につけていたネックレスが奪われていたことで、警察は金目当ての強盗の犯行とし、その捜査の手がCIAに及ぶことはなかった。そのことに安堵するだけで、彼女の死を悼むそぶりもないデイビッドを一瞥し、キャリーはリンの両親と面会する。「彼女は身を呈して国に尽くした」それが彼女がリンの両親に伝えられる精一杯の言葉であった。

皇太子がリンに贈ったネックレスの行方はわからないままだったが、ソルは知っていた。ジュエリーは大金を動かすための最も簡単な方法であることを。そのソルの言う通り、奪われたネックレスは、リンの不可解な死からわずか9時間後、皇太子に一番近い男・ワリードによって4000万円以上の大金となっていたのであった。

ワリードという男の他、合計51人もの顧客がこの日換金所となっているコインランドリーを訪れていることが判明。アルカイーダとの関連を調べるため、全員を調査することになる。この51人の中には、現金で家を購入した男も含まれていた。

奇跡の生還を果たした海兵隊員として、軍に復帰したブロディ。講演会をはじめ、テレビ出演などで忙しい日々を送っていたが、彼は誰にも言えないでいた。自分がイスラム教徒となったことを。自分には大きな使命があることを。

キャリーはソルとの約束であった4週間のうちにブロディとアルカイーダの関係を証明する確固たる証拠を掴むことができず、ブロディ家に設置していたカメラを取り外すことになる。その頃、ブロディは副大統領と懇意にしているという有力者と出会う。エリザベス・ゲインズと名乗るその女性は、ブロディを昼食に誘う。解せない表情を浮かべるブロディだったが、誘いを断ることはなかった。

デイビッドは、キャリーを監視する見返りとして、キャリーと同じくCIA職員のガルベスにエジプト・カイロでの仕事を約束する。彼は、彼女がどこからともなく次々に有益な情報を手に入れることを不審に思っていたのだった。

「現金で家を購入した」あの男…ラキムという名のその男を追うキャリーとガルベスの尾行は察知されていた。連絡を受けたラキムと一緒に住む女の咄嗟の機転で尾行を撒いたラキムの動揺を知らないキャリーとガルベス、そしてデイビッドは、彼は無関係と見る。

自宅で友人を集めてホームパーティを開いたブロディとジェシカだったが、思いがけない銃声によってお開きになってしまう。ブロディが自宅付近に迷い込んでいた鹿を撃ったのだった。帰還したブロディとの関係修復ができず、解せない夫の言動にストレスを抱え、捌け口もなく一人悩み苦しんでいたジェシカは、もうこれ以上一緒にはいられないと口走ってしまう。我慢の限界であった。

近づいてくる嵐をひとり眺めるジェシカに、ブロディは教会で行われる退役軍人支援の会に顔を出すと告げ家を出る。サポートを受ける気になった彼を嬉しそうに送り出すジェシカ。

監視カメラでの調査は頓挫したが、キャリーはブロディの監視を怠ってはいなかった。彼女はブロディを追って支援の会に潜入し、偶然を装い彼と直接コンタクトを取ることに成功したのだった。

%感想

第3話と第4話で我が身を犠牲にしてキャリーに協力したリンの最期があまりにも無慈悲で残酷で、それはまさに大きなもののためには小さな犠牲は厭わない、というCIAの姿勢を如実に表したもののような気がした。その”小さな犠牲”であったはずのリンの死は、彼女の年老いた両親にとっては決して小さなものではないと思うキャリーの葛藤。そしてブロディとの接触に成功するキャリー。ついに交差した二人の関係に注目。

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