ネタバレ 2015/04/11

【ホームランド/HOMELANDシーズン3第9~10話】のあらすじ【ネタバレ注意】

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%第9話 再生への道

銃弾を受けたキャリーは病院で手当てを受けていた。医師からは、筋組織の損傷のみで、骨にも神経にも異常はないとのことだ。撃ったのがピーターだったことが幸いしたようだった。そして、お腹の子供にも影響はないという。

その頃、キャリーのお腹の子供の父親であるはずのブロディはソルによってアメリカ国内へと連れ戻されたものの、薬物の禁断症状と戦っていた。ソルに残された長官代理としての時間はあと7日間。その間に彼を生かしたまま回復させろという。

CIA長官就任を7日後に控えたロックハートはキャリーを訪れ、ソルがベネズエラのカラカスで何をしていたのかを問うた。何も知らないキャリーは、答えることができない。

禁断症状に苦しむブロディ。汚物を垂れ流し幻覚に苦しみ、自傷行為をしている彼にソルはチャンスを与える。ソルの目的を果たすためには、ブロディの回復が不可欠なのだ。ダールの指示で強い副作用のある違法薬物を使い回復を早めさせ、食事を拒否するブロディに強制的に栄養を取らせる。

病院を訪れたソルはキャリーと面会する。彼への不信感をあらわにするキャリーだったが、ブロディの近況とともに、ソルの計画を聞く。ブロディを使って革命防衛軍のダネーシュ・アクバリを消したいと言う。アクバリの後継者に今や自分達の情報提供者となったジャバディが就任すれば、イランとの新たな戦争の火種を消すことができるだろうという肚なのだ。

ソルの家を捜索したヴァージルとマックスは、ソルの家に出入りしていたミラの”友人”アランがイスラエルのスパイだったことを突き止める。そして、アランによってもたらされた情報をロックハートが掴んでいたことも。

キャリーはあるモーテルにブロディを連れていく。そこには客室係として働くデイナの姿があった。娘に会いたい気持ちを抑えきれないブロディが車の中で暴れるが、彼の声がデイナに聞こえる事はなかった。

自分が盗聴の被害にあったこと、そしてアランがイスラエルのスパイだという事実をロックハートに突きつけたソル。このことが公になれば、ロックハートのキャリアは終わる。しかし事実を公表しない代わりにソルが彼に求めたことは、時間の猶予をくれということだった。やはり7日間では薬にまみれたブロディの回復は叶わないからだ。ミラを辱めたくない、そしてCIAにこれ以上の大打撃を与えたくないソルは、この条件をロックハートに飲ませる。

自分がいなくなってからのデイナの様子を聞きたがり落ち着かないブロディ。学校を中退し、苗字を変え家を出たこと。もう一度会って自分の無実を訴えたいというブロディに、ソルに協力しろというキャリー。彼女の、そしてソルの要求を聞き入れ、もう一度海兵隊員として任務を遂行することを受け入れたブロディ。

体力も精神力も持ち直したブロディ。作戦のためイランへ出発するまでに残された時間は6時間。しかしブロディはデイナに会うまではどこにも行かないと言い、娘に会うことを認め、あのモーテルへと彼を送り出すキャリー。死んだはずの父を前に動揺するデイナ。もう二度と会わないでくれと言うデイナの目には涙が溢れていた。

必ず帰るとキャリーに約束し、ブロディはまたしても彼女の前から去って行った。

%第10話 国境越え

キャリーを撃ったピーターは、謝罪の代わりにこの任務から外れた方がいいと言った。客観的になれないから、それが理由だったが、キャリーはお腹の子はブロディの子ではないとうそぶき、ピーターの話に耳を貸すことはなかった。

CIAでは、キャリーやソルが見守る中作戦が始まる。イラクからイランへ侵入するのは日が落ちてからだ。ガソリンを賄賂として無料提供する車が道を塞いでいたため予定と違うルートで目的地へ向かうも、地元警察によってまたしても道を阻まれてしまう。やむなく車を囲む警官たちを銃撃すると、動揺したブロディは逃げ出そうとする。なんとかその場を収め、目的を果たそうとするチーム。

一部始終を注視しているCIA作戦本部に、大統領補佐官の指示を受けてロックハートがやってきた。一連の作戦は大統領には伝えていないというものの、それも時間の問題のように見えた。ホワイトハウスからこの作戦を見ていた大統領補佐官は、イラクの警官を射殺したことを隠蔽するため、アルカイダに転向したブロディを捕まえるためだったということにしてドローンに搭載されたミサイルを使おうとソルに持ちかける。しかしこの提案はソルに拒否される。味方を攻撃するわけにはいかなかった。

ブロディは仲間1人とともに国境を越えるために他の仲間とは別れて行動していたが、彼らの乗った車が攻撃を受けてしまう。なんとか車から這い出したブロディだったが、同乗していた仲間は片脚を失ってしまう。衛星電話を使い、何とかCIAに連絡を取ったブロディだったが、片脚を失った仲間を預け、一旦撤退せよという本部の指示に従わずイラン国境に向かって走りだす。

国境を突破し、何とかイラン国内に入り込むことに成功したものの、ブロディはイラン軍に拘束されてしまった。

当初の作戦とは異なるものの、作戦成功をソルに報告したキャリーは、イラン国内での隠れ家を提供して欲しいとファラに持ちかける。ファラの叔父は、テヘランに住んでいた。自分の家族を危険にさらすことなどできないというファラを粘り強く説得するキャリー。

一方イラン軍に捕らえられたブロディは、自分を援護してくれた仲間とともにある男と会う。ソルの要求通りCIAに寝返ったその男は、やはり冷酷だった。ジャバディはブロディとともに国境を越えた仲間を彼の目の前で平然と撃ち殺し、ブロディにテヘランへ行くと告げるのだった。

%感想

短い間にたくさんのことが起こったこの9、10話。ブロディの回復ぶりに安堵した一方、せっかく会えたデイナとの関係を修復することができなかった彼の表情がとても悲しげだった。そして、ロックハートを失脚させ得る程の事実を掴みながらも自分の妻とCIAのことを考え事実を隠蔽しつつ、自分の要求を飲ませるソルの策士ぶりが際立って素晴らしかった。10話の最後に作戦成功を告げたキャリーの笑顔もとても印象的で、キャリーが心から安堵した様子が伺えた。残り2話でソルの立てたシナリオがどのような終わりを迎えるのか気になるところだ。

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